花粉症撲滅300ヶ年計画

 花粉症ネタを特に話したいわけではないが、やはり世間並みには自分も花粉症になっているらしい。とにかくだるい。とにかく頭がぼんやりする。ここ何日か杉林の中で生活してきたからかもしれない。専門学校仲間での合宿のログハウスしかり、俺のアパートしかりだ。山の中にある俺のアパートは住んでいる所なので、そこから逃れようとすると漫喫難民になるしかない。

 ちなみに、今回の専門学校仲間の合宿でも大半の奴らがスギ花粉でダウンしていたので、当初はそいつらを心の中であわれんでいたのだが、まさか自分もなるとは不覚の極みである。

 頭がボーっとしてメールも書けないので返事も放置している(ぉぃ)

 単なる花粉症ネタなんか書いてもクソ面白くもないが、ひとつ浮かんだアイデアがある。花粉症を撲滅する計画だ。遺伝子技術で花粉を飛ばさない杉を作り出し、それを現行の種と入れ替える。杉の平均的な寿命は300年ということなので、今からその杉に入れ替えれば約300年で人類は花粉の脅威から救われることになるだろう。

 まあそれは夢物語だけどな。

 …とか思ってたら、すでに開発されてる!?( ̄□ ̄;

  • 独立行政法人林木育種センターでは、都県と連携して平成16年度までに花粉の少ないスギ112品種を開発しました。また、平成17年1月には、花粉をまったくつくらない無花粉スギ「爽春」を開発しました。
  • 現在、花粉に含まれるアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)量の少ないスギや花粉の少ないヒノキなどの開発にも取り組んでいます。

 らしい。すげえ、すげえぞ!「爽春」

 でも、単に花粉をなくすだけならまだ芸がない気がする。そこで、むしろ逆転の発想で、「吸い込んだらふわ〜っと気持ち良くなる花粉(危)」とか、「吸い込むとくしゃみ・鼻水・鼻づまりの諸症状を緩和させる花粉(医療用)」とか、いわば”機能性花粉”を開発してくれないだろうか。俺の希望としては「すっきりと頭が冴えわたり何でも記憶できてミスがなくなり仕事で怒られなくなる花粉」だ。

 頼んだぜ、独立行政法人林木育種センターさんよ。