とても寒く人の心が温かかった日

 昨日(土曜)は少し体調が悪くて、勤務先から帰ってきて疲れて横になったけどぜんぜん眠れなくて、明け方まで眠りに落ちることはなかった。今朝はおかげで起きるはずの時間を二時間も過ぎてしまい、午前中は専門学校に行くつもりだったけど予定を変えて、きょうが最終日だった「生命(いのち)のメッセージ展in早稲田大学」の会場に顔を出しに行った。僕の大好きな仲間が力を合わせた、優しい空間。杉山裕太郎さんのミニライブを少し耳にして、大隈横のワセダギャラリーなども訪れて、ほんの少しの滞在だったけど、みなの頼りになる姿を目にしたことに満足して原宿の専門学校に向かった。

 フォトショップでのフィルターによるパターン作成などの授業を受けたけど、これは去年も受けたことではあるので、しばらくMacをいじったりしたのち、先生にバイトに行くので抜けますと告げた。すると先生が廊下に僕を呼び出して話を聞いてくれた。もう1人の先生から俺が悩んでいるということを聞いたらしい。実はその専門学校とはマンガのコースなのだけど、自分がマンガを描くことについて、それが向いているかどうかわからないということを正直に話した。もちろん、いま一番にやりたいのは学問と研究なので、マンガといっても趣味の範囲で終わるものでしかないかもしれないが、先生はきちんと話を聞いてくれた。

 そしてひと言。あなたは今はまだ、そのことを悩む段階にはいない。1年2年もマンガの勉強をしてきたのだし、1本きちんとしたマンガ作品を描いてから、マンガを続けるにしろそうではないにしろ、判断するべきでしょうという話だった。その話を聞いて、すごく霧が晴れた気がして、余計なことは置いておいて、とりあえず自分はマンガの16Pの作品は仕上げようと思った。

 いろいろあるし今日という日は特別寒いけど、自分はやさしい人たちに囲まれている。