コンテストの練習

 月曜から体育授業であるスケートの集中授業で、栃木の日光に行っていた。旅館では室長になったので、慎重に考慮を重ねた結果、室長権限ですべての仕事を副室長に任せていたのだが、きょう正式にすべての仕事を副室長に託して、朝めしを食ったあと一時東京に戻ってきた。まったく責任ある立場はつらい。

 それはなぜかといえば、某ホスピタリティのコンテスト本番があしたに迫ったからだ。そう、合宿授業をわざわざ抜けてこのために東京に帰ってくるのである。練習自体は、あまりにチームメンバーが濃すぎるので大丈夫なのか、と思いきや意外にいい感じになってきた。ただ、視察に来た社員の2人の反応は、Sさん無言Hさん失笑という素晴らしいものだったが。同じ店から2チーム出場するのだが、もうひとつのチームを例えば普通のサッカー日本代表とするなら俺らのチームは少林サッカーのチームのようなものだ。レストランマネージャーもさぞ胃が痛かろう。しかし俺の心の中は、コンテスト練習中もほかのことで占められていた。というのも、きょうKさんに偶然にも出くわして、「俺2月でやめるから!」と言われたことで、あまりのショックに練習前にリアルゴールド(カルピスミックス)を飲むことさえも忘れてしまったほどだ。

 まあいずれにせよ、来るべきものは来る。自分にできることをやっていくしかない。しかし1日とはいえスケートが滑れないのは痛いなと思って馬場のシチズンプラザに行き、料金が安くなる17時以降に滑ってみたが小学生にひき殺されそうになった。ちなみに昨日夜のミーティングで「エッジの使い方」と「重心移動」ということを言われていたので左右に足を振って滑ろうとしたら股が裂けそうになった。それでも、コツが一瞬でもつかめた気がした。

 そんなわけで、何ごとも練習だ。あしたのコンテストもきっとうまく行くに違いない。