これが正真正銘の田舎だ

 まあ私の住んでるのはS玉県のI間市というところなんですが。よく人には「いやあ田舎っすから(笑)」とか言ってるけど、おそらく東京都区内に住んでるような人だと、中には田舎といえば練馬のようなところを(練馬の人ごめんなさい、中にはですよ)想像するような輩がいるかもしれず。俺の住んでるアパートがどれだけ田舎かということをこの際ハッキリと示しておいたほうがいいのではないかと思うのです。

(Fig.1)

 この道はなんだと思いますか。俺のアパートへ帰る途中の道ですよ。ちなみに上のよくわからない蛍光灯のカサみたいなのには「武蔵野音楽大学」と書いてあります。左手にキャンパスがあるらしい。山を登っていくと。道の左手の下のほうにはドブと渓流の中間のような川がザアアアと流れてます。イヤなことがあった帰り道は激うつ必至です。

(Fig.2)

 道を進んでいくとアパートが見えてきます。というか、周りの住民からは一戸建てと思われてるかもしれません。俺の部屋は2階、1階は別の方がお住まいです。ちなみに、駐車場は当初大家が月極めで近所に貸すことを計画していたらしいですが、こんな駐車場誰も借りません。だって3mくらいの雑草が生えてたり、駐車場の5分の1が隣家からのツタによって覆われていたりしますから。ちなみにこの写真、左手は山でアパートの向こう側はガケです。

(Fig.3)

 2階への階段を登りきったところ。ガケだけあって、かなり埼玉平野が一望できます。さすがに川越までは見渡せませんけど。秩父の峰はむらさきの、風もみどりの武蔵野よ、って感じです。ってふつう知らねーよ埼玉県歌なんてよ。ちなみに最初、不動産の人が「いや〜ここはいいですよ、花火が窓から見えますから」なんてリップサービスくれてましたが、ほどなく微妙に花火が見えない方角であることが判明。花火のときは横手の山に登って眺めてました。

 ちなみに、朝起きてドアを開けるとき、一番初めにすることは、近くにスズメバチがいないか確認することです。わーおスリル☆ あと、部屋の中にコクワガタが入ってきたりといったイベントも起きて、まるで気分はセロ引きのゴーシュです。

 いやあ・・・この家ともあと3日でお別れかあ。千葉への引越しもカウントダウン開始。振り返れば、ちょっと寂しい・・・なんてことはまったくなく、むしろ一刻も早く出て行きてえ!! いやあよく5年間も住んでたな俺。有森裕子風にいえば、自分をほめてあげたいです。

  • 駅徒歩 8分
  • 間取り 2LDK
  • 専有面積 40平方m
  • 家賃 52,000円(管理費含)
  • 築年数 24年