ここ最近のことをダラダラ書くのもたまには悪くないんじゃね?的な。

 俺はなんとなくいつも心が内向きになってしまいがちな人間なので、記事を書くときも知らず知らズのうちに自制的かつ自省的になっていきがちであり、ここしばらくはそんな記事が続いていたがこの記事もやっぱりそんな記事なのだった。

 そういえば昨日はバイト先において、マクロ的レベルでの大ミスはひとつやらかしてしまったのだが、それは別として実際に働いている中においてはミスらしいミスはなかった。と思う。俺が記憶していないだけという説も有力ではあるが。そして昨日も、ミスらしいミスはしていない。社員のHさんには「小川くんときょう会った記憶がない」と言われてしまい、要するに俺がミスを犯すことによりHさんは俺の存在を認識するというファンダメンタルな構造が形成されているらしい。それゆえに今後、Hさんの認識の世界から俺の存在は永遠に消え去ることが予想されるのである。

 土曜は終電を逃した。日曜は朝から専門学校があるので、歩こうか迷ったがタクシーを使うことにした。3000円が吹っ飛んだ。悔しいのでタクシーの運転手とガソリン値上げについて熱く語り合った。というか、よく考えてみたら先週も終電を逃した。先週はスガシカオを聞きながら畑や雑木林の中の道を2時間半歩いた。一人で歩きながらスガシカオを聞いている時間は悪くはなかったのだが、西武鉄道に対して理不尽さと怒りを感じずにいられるほど自分が大人でないことは否応もなく明らかとなった。俺が終電を逃すのは、茅場町駅において日比谷線東西線の乗換え時間が3分しかないことが原因ではなく、俺自身のいろいろな意味での見通しの甘さでもなく、西武鉄道のせいである。6月17日のダイヤ改正で俺の今後の人生が決まることは言うまでもない。まあ、さらに言えば、小手指に住んでいたKっちが引っ越して自転車が借りられなくなったことが全ての問題の根源ではあるのだが。

 そんなこんなで、きょうの俺は限りなく廃人だった。それでも、四コマ漫画を1枚仕上げ、32ページ作品用のプロットを書き、買物に行き日用品の補充や掃除や洗濯をし、飲み会幹事関係のメールをせっせと書き、グローバルCOEプロジェクトリーダーであるにも関わらずわざわざ俺のために大学院試験の過去問題を送ってくれたT教授にお礼のメールを書いたりした。まあ、その送ってもらった英語の過去問題をざっと目を通したところ、かなり難しかったのでヤヴァイ!!と思いつつふと見ると「博士後期課程」と記載されており、俺が受けるのは「博士前期課程」(修士)の試験であるのでこの手違いというのは些細なようでいて実はかなりの痛手であるのだが、今さら言えねえと思いつつT教授に丁重にお礼を述べたことは言うまでもない。あと試験問題と一緒に謎の英文資料が同封されていたのでざっと見てみると、がんとDNAに関する論文だった。いったい俺に何が求められているというのだろうか。

 今日この後も、アダム・スミスや経済学説史に関する作業が残っている。同時に友人に借りている「ポケットモンスタールキア爆誕」のDVDも視聴しなければならない。こんな生活を続ければ、3ヵ月後には間違いなく俺の人格は3つくらいに分かれていることだろう。まさに行き着く先は廃人である。